これまでの実績

仕出し 上間

沖縄県民に長く親しまれてきた「上間弁当天ぷら店」様の新しい仕出し弁当ブランド「仕出し上間」の商品開発を支援しました。

上間弁当天ぷら店様は、現社長の祖父が魚屋を営んでいたことから始まった、地域に根ざした天ぷら店です。

魚を扱う商いから始まり、沖縄天ぷら、弁当、惣菜へと広がりながら、長く地域の人々の日常を支えてきました。

今回求められていたのは、その親しみやすさや手作りのあたたかさを残しながら、会議、式典、観光、ギフトなどの場面にも選ばれる、上質な仕出し弁当をつくることでした。

たべるデザインでは、フードコンセプト設計、メニューの方向性設計、商品開発、価格ごとの構成設計、調理オペレーション設計、現場レクチャーまでを担当しました。

仕出し上間
https://uemabento.com/shidashi


ご相談の背景

上間弁当天ぷら店様には、沖縄県民に長く愛されてきた知名度と、地域に根ざした強いブランド力があります。

沖縄天ぷらや弁当という日常に近い商品を通して、多くの人に親しまれてきた一方で、新しい仕出しブランドでは、より高単価な利用シーンにも対応する必要がありました。

会議や式典、観光、法人利用、贈答などの場面では、味だけではなく、見た目、構成、価格に見合う上質感、そしてブランドとしての一貫性が求められます。

ただ高級に見せるだけでは、上間弁当天ぷら店様らしさが失われてしまいます。

大切にしたのは、老舗としての親しみやすさを残しながら、これまでとは違う場面でも選ばれる商品へ整えることでした。


課題

今回の課題は、単に新しい弁当をつくることではありませんでした。

上間弁当天ぷら店様の歴史や現場力を活かしながら、仕出しブランドとして成立する商品体系を設計する必要がありました。

主な課題は、以下の通りです。

・上間弁当天ぷら店らしさを残しながら、価格に見合う上質感を出すこと
・日常使いの弁当ではなく、法人利用や贈答にも選ばれる商品に整えること
・既存の仕入れや製造体制を活かし、効率よく製造できる構成にすること
・製造する現場スタッフが無理なく再現できる調理工程に落とし込むこと
・見た目、味、価格、製造効率のバランスを取ること
・単品の料理開発ではなく、ブランド全体として一貫した商品体系をつくること

特に重要だったのは、料理の完成度だけではありません。

商品として継続して販売していくためには、仕入れの効率、仕込みの流れ、盛り付けの再現性、現場スタッフの負担まで含めて考える必要がありました。

つまり、見た目だけを整えた弁当ではなく、現場で作り続けられる商品として設計することが求められていました。


商品開発で大切にしたこと

商品開発チームに参加し、まず行ったのは「仕出し上間らしさ」の整理でした。

上間弁当天ぷら店様が長く大切にしてきた、手作りのあたたかさ。

沖縄らしい親しみやすさ。

地域の人に選ばれてきた安心感。

魚屋から始まった歴史を背景に持つ、食材へのまなざし。

その価値を残したまま、法人利用やギフトにも対応できるよう、料理の構成、彩り、味の方向性、価格に見合う見え方を整えていきました。

料理には、沖縄の食材や味の記憶を軸にしながら、和食やイタリアンの要素も取り入れました。

ただし、過度に高級感を演出するのではなく、上間弁当天ぷら店様らしい親しみやすさが残ることを大切にしています。

たべるデザインが重視している「Modern Okinawa」の視点。

沖縄の素材、食文化、日常の味わいを、現代の利用シーンに合わせて再編集すること。

今回の「仕出し上間」でも、沖縄らしさを単なる記号として使うのではなく、会議、式典、観光、贈答の場でも選ばれる商品価値へと整えていきました。


担当した領域

コンセプト設計

・フードコンセプト設計
・メニューの方向性設計
・世界観とメニューの接続
・Modern Okinawaの視点による商品設計
・上間弁当天ぷら店らしさの整理
・仕出しブランドとしての価値設計

メニュー開発

・全体メニュー開発
・価格ごとの構成設計
・効率を意識した料理設計
・沖縄らしさと上質感を両立する料理開発
・仕入れ効率を踏まえた食材構成の整理
・現場スタッフが製造しやすいレシピ設計

現場導入・運用設計

・調理オペレーション設計
・調理レクチャー
・仕込み手順の整理
・盛り付けの再現性設計
・撮影用料理制作
・現場で継続しやすい製造工程の設計


主な成果物

・フードコンセプト
・メニュー体系
・価格帯ごとの商品構成
・料理レシピ
・仕込み手順
・盛り付け設計
・調理オペレーション
・現場スタッフ向け調理レクチャー
・撮影用料理制作
・商品写真用の盛り付け設計


導入後の変化

「仕出し上間」は、上間弁当天ぷら店様の親しみやすさを残しながら、法人利用、会議、式典、観光、ギフトなど、より単価の高い場面にも対応できる仕出し弁当ブランドとして整いました。

これまでの日常的な弁当や沖縄天ぷらとは異なる利用シーンに向けて、見た目、味、構成、価格帯を整理したことで、ブランドとしての提案力が高まりました。

また、製造するのは現場スタッフです。

そのため、専門的な料理技術に頼りすぎず、既存の現場で再現しやすい工程に落とし込んだことも大きなポイントです。

仕入れの効率や製造工程も考えながら設計したことで、単なる新商品ではなく、継続して販売しやすい商品体系になりました。

老舗が持つ歴史や信頼を活かしながら、新しい価格帯や利用シーンへ広げる。

そのための商品開発支援となりました。


ご依頼主

株式会社 上間 様
https://uemabento.com/about_us

仕出し上間
https://uemabento.com/shidashi


このような方へ

食品メーカー、弁当事業者、惣菜店、飲食店、地域事業者で、次のような課題がある方に向いています。

・既存ブランドを活かして、新しい商品を開発したい
・日常商品から、高単価商品へ広げたい
・法人利用、会議、式典、観光、ギフト向けの商品をつくりたい
・自社らしさを残しながら、上質感のある商品に整えたい
・現場スタッフが無理なく作れる商品設計にしたい
・仕入れや製造効率まで考えたメニュー開発をしたい
・レシピだけでなく、商品体系や価格帯まで整理したい
・撮影や販売に使える見え方まで整えたい

たべるデザインでは、地域食材や食文化を活かしながら、商品コンセプト、メニュー構成、レシピ、原価、価格、製造工程、現場導入までを一体で設計します。

自社の商品には、長く続けてきたからこそ見えにくくなる価値があります。

何を残し、何を変え、どの価格帯で、どのような場面に届けるのか。

その整理から、実際に現場で作り続けられる商品づくりまで伴走します。

新商品開発、既存商品の見直し、高単価商品の開発でお悩みの方は、まずは無料相談で現在の課題を整理してみませんか。

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