合同会社 VISIT琉球 様 / 地域資源を活かした食のコンテンツづくり②
地域振興支援サービスを行なわれている、合同会社VISIT琉球 様。
前回の東村でのお仕事に続いて、今回はうるま市でのインバウンド向けの観光コンテンツ開発でご一緒させて頂きました。
合同会社VISIT琉球
https://www.ryu-kyu.jp/
舞台は世界遺産・勝連城跡。
沖縄の伝統闘牛をご覧いただいた直後、その高揚と余韻をそのまま“食”へ橋渡しする饗宴コースを設計し、メニュー考案とレシピ開発を担当しました。
核となる素材は、うるま市が誇る沖縄県産和牛・山城牛と、勝連半島で育った最高のもずく。
そこに地元の野菜や塩を重ね、風土の輪郭が立ち上がる構成にしています。
前菜は“うるまの幸”を9種の前菜で。
主皿では、地味噌に漬け込んだ山城牛サーロインを炭火で香ばしく。
熱の入り方と脂の甘みが決まるよう、火入れと休ませの工程を丁寧に繰り返して提供致しました。
もずくはカリッと天ぷらにし、炭火で焼いたおにぎりにのせて提供。
途中で昆布出汁を注ぎ、香りと食感が変化する“二度おいしい”一品に仕立てています。
今回のコンセプトは「阿麻和利の饗宴」
構想の出発点は、勝連城主・阿麻和利が当時催したであろう饗宴の情景です。
歴史の記憶と、今の沖縄を一つのテーブルで融合し、この場でしか味わえない体験に。
観る→味わう→語らうという導線で、うるまの“らしさ”が、旅の記憶として残るコースを目指しました。
たべるデザイン
上江田崇
地域素材の魅力を活かしたコンテンツ作りなど、食を軸にサポート致します。
是非ご相談下さい。
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ご依頼主
合同会社 VISIT琉球 様
受託内容
コンセプト設計 / 市場調査 / コース料理考案 / レシピ作成 / 撮影用料理作成 / モニターツアー料理提供
期間
約2ヶ月